銀行に勧められたという”ぼったくり投資信託”の解約を勧めた話

会社の先輩が”老後が不安”とよく愚痴っているので、いろいろと話を聞いてみました。

50歳前後の独身の方で、お金に不自由している感じはないです。話を聞いてみても、年金、退職金、現在進行系で行っている定期預金などを合わせれば老後も生きていけるような状況。

ただ、手数料割高のぼったくり投資信託を買わされていたことを知り、その解約だけは勧めました。銀行の窓口の人に老後のためにと煽られ、15年ほど前から積立購入していたらしいです。

商品名は伏せますが、

  • 日本株への投資を行うアクティブファンド
  • 購入時手数料3%ほど
  • 運用管理費用(信託報酬)1.8%ほど

15年前から積み立てているとさすがに収益も出てはいるのですが、日本株のインデックスファンドと比べたところ、騰落率は1/3程度。アクティブファンドの多くがインデックスファンドに勝てないといういい例でした。

銀行が勧める投資信託を買ってはいけない理由を一通り説明し、解約を勧めたところ、2日後には解約のために休みを取得。窓口では”収益が出ているのにもったいない”と何度も言われ、心が折れそうになったとも言っていましたが、耐え抜いたと笑いながらの報告を受けました。

ちなみに解約手続きが終わったタイミングで、NISA口座の開設と信託報酬がやや高め(0.6%ほど)のファンドを勧められたそうです。NISAについては説明していなかったのですが、中身が分からないものはひとまず買わずに調べることや、銀行の勧めるものには乗るなと教えていたことを早速実践し、断ったそうです。

 

教えた甲斐もあり、これで老後が心配という愚痴を聞かずにすみます(ひどい後輩)。

本人は投資をしたいと言っていて、いろいろと質問が来るのですが、しなくても十分なのでは?とひとまずは返しています。最終的には資産の一部で積立NISA枠程度の運用するといった具合に落ち着くかなと考えてはいる。

老後のためにいくら欲しいのか目標をまずは設定してくださいとも言っているのですが、そのまま自分に言わないといけない言葉ですね。