TMFとBNDの買付(レバレッジド・ポートフォリオを開始)

少し前の記事でこんなことを書きました。

いろいろと考えた結果、そもそもSPXLは”現金を確保しておき下落時にスポットで買うものではない”との結論に至りました。買わないという結論ではありません。

https://azusasmemo.com/simulate-spxl/

この結論に至ったとき、特に参考にしたブログがこちらです。

ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

シーゲル教授の理論に基づく投資手法の紹介、ボードゲーム、プログラミング、健康ネタなど…

このブログで紹介されている可変レバレッジド・ポートフォリオでは、下落したタイミングでSPXLを現金から買付するのではなく、TMFやBMDをポートフォリオに入れ定期的にリバランスを行います。

現金を常に持つことによるSPXL上昇相場での機会損失がありません。

また、SPXL下落時には逆相関していることが多いTMF(BMD)を資金源にSPXLを追加買付することができます。

 

3文で書いてしまいましたが、理解するには上記ブログを一通り読むことをおすすめします。

このポートフォリオに関してだけでなく、他の投資に関する記事も、読みやすく非常にためになる記事ばかりです。

実際の買付

方針切り替えにあたり、現状持っているSPXLの評価額にあわせて、TMFとBNDの買付を行いました。

選んだ比率はブログ内でリスク許容度:大としている、SPXL 40%:TMF 30%:BND 30%です。

値動きがあり、現在は少し比率が変わっています。

BNDの比率を下げて、もう少しだけリスクを上げることも考えましたが、記事の最後の方にあるグラフから30%を維持することにしています。

また、投資額がまだ多くないこともあり、リバランスは乖離が大きくなったとき or 3ヶ月に1回としたいと思います。(次回は6月末の予定)

SPXLとTMFは逆相関しているのか

今回投資している3商品はいずれも2008年頃からデータがあり、それらの分析も少しだけ行っています。

値動き

Yahoo! Financeから取得した価格データを正規化したものになります。(BNDにおかしなデータがありますが、そのままにしています。)

ポイントは、

  • 程度に差はあれど、いずれの商品も上昇傾向であること
  • BNDが非常に安定した値動きをしている中、SPXLとTMFのボラリティが高いこと
  • SPXLとTMFが逆相関している傾向であること(SPXLが上がっているときはTMFが下落し、逆も見られる)

ただし、リーマンショック後のデータしか無いため、SPXLの大幅な下落に対しての挙動はこのデータだけでは確認できません。

その辺りについても、上記ブログにシミュレーションがあります。

SPXLとTMFが逆相関していることの確認

チャートを見ると傾向としては見えますが、実際にプロットもしてみました。

MoMとは”month over month”の略で、日本語で言うところの”前月比”になります。

10年少しあるデータの日々のデータからそれぞれ1ヶ月後までに何%値が動いたか、SPXLとTMFそれぞれで求めてプロットしています。

ばらつきはあるものの、ざっくりと負の相関であることが確認できました。

実際はともに上昇傾向であることから、ややプラス寄りに軸がずれていますが、むしろ都合のいい傾向です。

 

それぞれの象限でプロットされた点数もカウントしてみますと、

合計2715のデータがあります。

1ヶ月後にともにマイナスになる確率は実績ベースで10%ほどだったことになります。

それ以外の90%は少なくとも一方が値を上げている事になります。

 

自分が今回行おうとしている3ヶ月ごとのリバランスの場合は、

細かなカウントは省略しますが、どちらかの収益を確保した上で、値が下がっている or 大して変動していないもう一方へ資金を移せることがわかるかと思います。

ただ、たまにSPXLとTMFをがともに20%近く下がっていることや、一方が40%近く下がっている中もう一方0%付近である(変動していない)こともあったわかります。BNDはこの悪いパターンのときの保険になり得ると思います。

追加投資について

現状、全資産の1/3程度でこの可変式レバレッジド・ポートフォリオを組んでいます。

並行してVTIの積立も行っていますが、基本的にはこちらも継続していきます。”慣れていない投資に資金のすべてをシフトする”ことが精神的にはよくなさそうであることが一番の理由です。

様子を見つつ、比率を増やしていくことを考えます。

 

また、追加投資のタイミングですが、今年の年末に検討したいと思います。

NISA枠でSPXLを買付するという手法もあるようなので、その辺りも含めて考えていきます。